■天使と悪魔■

 街でヤンキー女達にからまれた僕は無視を決め込みました。すると腹を立てた彼女達は僕をスタンガンで脅し車に押し込みました。僕は抵抗しながら許しを乞いました。
「か、勘弁してください!」
「るせぇんだよ!いっぱしにシカトこきやがって。どーなるか教えてやるよ!」
拳が放たれ僕の顔面をとらえました。目の前に火花が散って僕は車のソファーに倒れ込みました。
「おとなしくしてろよ!ぶっ殺すぞ、おまえ!」
目の前に突き出されたスタンガンがバチバチと青白い火花を散らせました。そのまま郊外の森林公園に到着すると裏手の林道に車を乗り入れました。そこで僕は車から引きずり出され、背中にスタンガンを当てがわれたまま髪の毛をつかまれ歩かされました。森林公園内のハイキングコースをしばらく進んで細いけもの道に分け入りました。無法者の彼女達が一体僕をどうしようというのか、不安に怯えながら逃げるチャンスの無いまま前へ進むしかありませんでした。

 久しぶりの休日、天気も良かったので郊外の森林公園へ出かけることにしました。学生時代ワンダーフォーゲル部に所属していた私は、自然に囲まれた中を歩くのが大好きでした。しかし今は趣味を同じくする仲間もいないので、もっぱら女性一人でも安全に自然を楽しめる森林公園に足を運んでいました。その日も清々しい森の空気を胸一杯に吸い込みながらハイキングを楽しんでいました。途中で尿意をもよおした私は、茂みの中で用を足そうと細いけもの道を分け入りました。かつてワンゲル部にいた私にとって、その程度のことは日常茶飯事でした。用を足し終えてジーンズを上げると、何やらハイキングコースの方で声が聞こえてきました。耳を澄ましながらジッパーを上げていると、その声に不穏な気配を感じました。数人の女性の声でしたが、かなり乱暴な言葉遣いでした。しかもそれはけもの道に沿って私の方に近づいているようでした。私は慌てて茂みの奥深くに身を隠し、その茂みの隙間から様子を伺いました。すると女性が四人、男性が一人の姿が見えてきました。四人の女性はいわゆるヤンキー風で、男性の髪の毛をつかんで無理やり歩かせているようでした。私はとてもまずい場面に遭遇してしまったと思いました。今さらこの場を離れることもできず、息を殺して潜んでいるしかありませんでした。

 森の奥に連れて行かれた僕はいきなりの暴行を受けました。お腹にひざ蹴りを食らい、枯れ葉のじゅうたんになった地面に倒れ込みました。
「アタシらをシカトするなんざぁ、いい度胸だよ!」
「ただじゃぁ済ませねぇから覚悟しな!」
四人の足蹴りが雨あられのように容赦なく降りかかりました。むせるような土と枯れ葉の匂いの中で僕はのたうちながら助けを求めました。
「お願い!許して下さい!」
「分かってねぇな、オマエ。許せねぇからこんなとこまで連れて来てんだろ。」
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
「るせぇ!おとなしくしてろ、このやろ!」
彼女達の暴行は止むどころかますます激しくなりました。どのくらの時間暴行が続いたのか記憶にありませんが、僕がぐったりとなるころには四人も蹴り疲れた様子で、しばしの休戦状態が与えられました。しかしそれも束の間でした。
「おい、むいちまおーぜ。」
その一言を合図に四人がかりで僕の服を剥ぎ取り始めました。
「やめて!お願い!」
「おとなしくしてねぇと、もっと痛い目みるぞ!」
さんざん暴行を加えられた僕には、彼女達に強くあらがう気力は残されていませんでした。次々に服をむしり取られ全裸にされると、木に縛り付けられました。

 四人は私のいる茂みからそう遠くないところまで来ると、いきなり男性に暴行を加え始めました。私は恐ろしさで身が凍る思いがしました。さらに四人は地面に倒れた男性を執拗にけり続けました。私は正視することができず地面に目を落とし、ことが終わるのを待ち続けました。しばらくすると声が止み静かになりました。ようやく終わったのだと、安堵しながら再び目をやった私は我が目を疑いました。四人は無理やり男性の衣服を脱がし裸にしようとしていたのです。男性が女性をという話は聞いたことがありますが、女性が男性をというのはとても信じがたい光景でした。ここもやはり目を逸らすべきところだったのかもしれませんが、無理やり裸にされる男性の様子から私は目を離すことができませんでした。それどころか、全裸にされた男性の股間の茂みにさえも視線を向けていたのです。四人は全裸にした男性を木に縛り付けました。何てひどい事を、と思いつつも、一体これからどんなことになるのだろうという期待にも似た思いに駆られていたのは確かです。

 全裸で木に縛り付けられた僕は、生まれたままの姿を四人の前に晒さざるをえませんでした。四人の視線は僕の下腹部に投げかけられていました。
「いい恰好だな。どーだ、恥ずかしいか?」
「お願いです、もう勘弁してください。」
下半身に突き刺さる視線に耐えがたい恥ずかしさを感じました。
「見ろよコイツのチンポ、縮み上がってちっこくなってんじゃんか。」
「元々ちっちぇえんじゃねぇの?どれどれ…」
四人の手が一斉に僕の股間に伸びました。
「ああ…、やめて、やめて!」
自由を奪われた僕には抵抗の術はありませんでした。執拗なまでに僕はペニスや睾丸をいじり回されました。
「あれ?コイツのチンポ、反応してきたんじゃねぇの?」
「あ、ホントだ。もっとでかくしてやろうか。」
「いやっ、やめて…」
四人の手が僕の男を刺激しました。睾丸を転がされ、亀頭を撫で回され、ペニスをしごかれるうちに、自分でもはっきり硬くなっていくのが分かりました。
「おお、たってきた、たってきた。」
「ほらほら、もっとだよ。」
「いやぁ…、やめてぇ…」
「嫌がってるくせに何でチンポがおったつんだよ、え?」
「ホントは感じてんだろ?」
「違う…。お願いだからもうやめて…。」
僕のペニスは制御不能に陥り、完全に勃起してしまいました。
「コイツのチンポ、けっこうでけぇじゃん。」
「硬さも大したもんじゃねぇか。」
勃起した僕のペニスは代わる代わる弄ばれオモチャにされました。

 茂みの間から息を呑んで見ていると、四人は全裸で縛りつけた男性の股間に手を伸ばし、性器を弄び始めたのです。男性は嫌がっているようですが、抵抗することもできずなすがままでした。私はショックを受けました。女性が男性に対して無理やりわいせつな行為をするなんて考えられませんでした。こんなところ見ちゃいけないと思いながらも、私は辱めを受ける男性から目を離すことができませんでした。そのうち男性は無理やり勃起させられ、私のいるところからも直角に立ったペニスが確認できました。四人は嫌がる男性をあざ笑いながら、楽しげに勃起したペニスを代わる代わる、まるで玩具のように弄びました。あまりにひどい虐待シーンでしたが、私の目は勃起したペニスに釘付けになっていました。

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